1948-06-05 第2回国会 参議院 決算委員会 第19号
第四は廣島刑務所關係素材の購入並びに運搬契約に關するものであります。批難の要旨は、廣島刑務所が山陽研究作業組合廣島支部と昭和二十一年十二月一日杉素材購入契約をなし、その素材の運搬に對し日本通運株式會社と運送契約をしましたが、これらはいずれも年度内納入運搬の事實がなかつたにも拘わらず、代金の全額を支拂つたという點であります。
第四は廣島刑務所關係素材の購入並びに運搬契約に關するものであります。批難の要旨は、廣島刑務所が山陽研究作業組合廣島支部と昭和二十一年十二月一日杉素材購入契約をなし、その素材の運搬に對し日本通運株式會社と運送契約をしましたが、これらはいずれも年度内納入運搬の事實がなかつたにも拘わらず、代金の全額を支拂つたという點であります。
一例を申し上げますと、ただいま申されたように、司法省の刑務所關係の工事などは技術者がおらず、工事の責任者は裁判長が工事施行の責任者になつているというような状況が各省に起こつております。それがために各工事は同じ二十二年度の官廳営繕工事でありながら、その豫算に非常に開きがある。
それから主計局長がおられるならば、四千四百五十八萬六千圓が刑務所關係の増收ということに相なつておりまするが、本員の調査するところによると、電力が一週間に二日程度のストツプになつておりますので、その刑務所の電氣ストツプによる收入減は、一刑務所約三十萬圓平均程度の減收と私は調査しておるのであります。
それから豫算の面を簡單に申し上げますと、本年度の本豫算、豫備金を通じまして最高檢察廳は大體二百萬圓、高等檢察廳は九百萬圓、地方檢察廳は六千九百萬圓、約七千萬圓、區檢察廳が三千七百萬圓、司法事務局關係が六千六百萬圓、刑務所關係が三億千五百萬圓、それから少年審判所關係が八百五十萬圓、矯正院關係が八百十七萬圓、約大體の數字を申し上げましたわけでございます。非常に簡單でございますが、以上で説明を終ります。